
脱毛後の皮膚のケアについて
今回は医療脱毛をした後の皮膚のケアに関する記事です。脱毛後の皮膚はレーザーによって少々ダメージを受けている状態です。アフターケアを正しく行うことは、脱毛の効果を上げ、皮膚の状態を良くすることに大切です。いくつかポイントがありますので順に解説していきます。
保湿がとても大事!
医療脱毛でレーザーを当てた後は、皮膚がダメージを受けているので、刺激に敏感で、乾燥しやすくなっています。湿疹などの皮膚トラブルも起こりやすい状態です。
そこで大事なのが保湿です。使用するものは普段使用しているもので構いません。なるべく刺激が少ないものがよいでしょう。クリームでもボディーオイルでも構いません。もし普段使用しているものがなく、こだわりがなければベビーオイルが良いでしょう。薬局のベビーコーナーやAmazonなどで購入できます。ベビーオイルは刺激が少なく、リーズナブルなのでオススメです。他のクリームなどと混ざっても大丈夫なので、併用してもよいです。
保湿は少なくとも数日は行って下さい。脱毛をしている間は毎日行って頂くのが理想です。特に冬場は乾燥から湿疹などの皮膚トラブルがおこることが多く、皮膚に病変ができてしまうと、その部位についてはレーザーを当てることが出来ないためです。
赤くなっているところはステロイドを!
施術後に、赤くなっている部位については、炎症止めのステロイドの薬を塗りましょう。多くの場合は施術日に塗れば翌日には赤みが引いていることが多いです。ステロイドの薬は医療脱毛クリニックで処方してもらえます。必ず処方されたものを使いましょう。
ステロイドは安全
ちなみにですがステロイドは危険な薬ではありません。皮膚科領域では最も使用される薬の一つです。強いステロイドを長期に使用した場合は副作用の問題がありますが、医療脱毛後に数日使う分には全く問題ありませんので大丈夫です。むしろステロイドの使用を控えると、赤みが長引いてしまい、皮膚トラブルの原因になります。
ステロイドの使用を控えたいお客様のために、ステロイド以外の炎症止めの薬を処方するクリニックもありますが、全くオススメしません。ステロイド以外の抗炎症薬として、NSAIDsとよばれる抗炎症薬が使われますが、こちらのほうが重篤な副作用の懸念があり、皮膚科の先生でさえ使う頻度が少ない薬です。脱毛後はステロイドを使用してください。
まとめ
医療脱毛は施術も重要ですが、実は前後の準備も同じくらい重要です。皮膚のケアをしっかと行い、よい状態で施術を受けることは、脱毛効果をしっかり出すためにも大切です。少しの手間で皮膚をよい状態に保てますので、是非今回の記事を参考にしてみてください。